おめでとうございます!

おめでとうございます!

「ゴジラ-1.0」がアジア映画初、アカデミー賞・視覚効果賞を受賞しました。

ちなみに僕はこの作品に一切関わっておりません(当たり前)。が、ゴジラは子どもの頃から幾度も見てきました。その中でも「ゴジラ-1.0」は群を抜いた迫力の作品であることは間違いありません。

「ゴジラ-1.0」の山崎貴監督とは以前お話をする機会をいただき、色々とうかがったことがあります。その時は特に宇宙戦艦が岩を割って出撃するシーンについて話をしたのですが、その中で興味深かったのが「物理演算」という言葉でした。

山崎監督と言えばVFX(CGでの演出)。VFXではコンピュータにデータを入力して計算させ、映像化します。おそらくVFXをやる人にとっては当たり前のことなのでしょうが、ド文系の私にはとても新鮮でした。

具体的には戦艦の鉄板の硬さ、岩の硬さ、それがぶつかった際の衝撃を数値化して入力。それをコンピュータに計算させ、船体に弾き飛ばされる岩、土煙などを造り出すのだそう。それが「物理演算」。

山崎監督いわく「コンピュータの中でだけど実際に船と岩をぶつけている」

想像で勝手に派手に作っていると思っていたCG映像が、実は理にかなった計算で演出されていると知り、リアルさの秘密はこれかー!と感激したものでした。

海も、空も、人も、みんなこうして「物理演算」で映像化されているのです。

「ゴジラ-1.0」はその当時よりもさらに技術が進み、パワーアップした映像が目の前に広がります。それが世界をうならせました。もちろん脚本、俳優の演技、撮影、音効などなどすべてのスタッフあっての作品。全員の力で作品がより魅力的になった結果の受賞なのだと思います。

改めまして、勝手に言わせてください。おめでとうございます!

今後もわたしたちを、ワクワクさせてください!

↑母が買ったゴジラ(以前の作品のものですが)母もゴジラが大好きなのです・・・

 

Posted by 結城 晃一郎