上杉謙信が実際に着用!?紅花染めが光る・貴重な文化財が修理へ!!
戦国の世に燦然と名を残す名将・上杉謙信
日本史の中でも特に、
戦国時代が好きだった私にとって印象的な武将です。
それでも、あくまで歴史上の人物でした。
そんな謙信公を身近に感じることが出来るものが、
県内にあるんです。
米沢市・上杉神社の稽照殿で長年展示されていた
「色々威腹巻(上杉謙信所用)」
戦の場よりも、閲兵や見せ場の行列の際に着用し
威厳を誇示するものだったとされていて、
華やかな仕立てになっています。
例えば、この黄色の部分、紅花で染めているそうです。
状態も良く、500年ほど前に
実際に謙信公が着用していたとは信じられません。
関係者の方々が、
大切に保管されていたのが良く分かりました。
こちらは、みなさんにもお馴染みの
直江兼続が実際につけていたとされる「兜の前立て」
時代を越えて、輝き続けています。
これらの貴重な文化財が
今回、修理されることになったんです。
修理に携わる西岡さんが仰った
「手を入れすぎないことが大事」
という言葉が印象的でした。
歴史を越えて今に残る
謙信公と兼続公の貴重な文化財は
こちらからご覧いただけます。
https://youtu.be/vzJudNZdMhA?si=80x_FCD1QWFVvmgX
修理には2年程度かかる見込みで、
上杉謙信の没後450年の2028年か、
生誕500年の2030年の公開を予定しているとのこと。
修理を経た文化財をまた間近で見られるのが、
今から待ち遠しいです!
矢野秀樹