昨日、お隣の宮城県を舞台に
国内屈指の女性ランナーが集う
全日本実業団対抗女子駅伝が開催されました。
終始手に汗握る、見応えのある大会でした。
特に私が胸を熱くしたのが
今大会で駅伝ラストランを表明している
ワコールの福士加代子選手。
福士さんがワコールに加入して以降、最高順位は4位。
自身20回目の出場となる今回、アンカーとして
6位で襷を受け取った福士さん。
前を行くランナーとの距離を縮めている中、
永山監督が歩道を走って声をかけるというサプライズ。
それに気づいた福士さんの表情に笑みがこぼれ、
さらに一段ペースをあげる。
遂に3位まで浮上!有終の美を飾る、、と思いきや
最後の最後で抜かれて4位。
永山監督は福士さんに対し
「ありがとう、という言葉しかない。
福士らしく、オチをつけてくれた。
彼女頼みの駅伝は卒業」
と、福士さんへの感謝と
次の世代への期待を口にしました。
ワコール女子陸上競技部の
次世代を担う1人として期待されているのが、
山形県高校駅伝でも活躍した
県出身の佐藤明日美さんです。
女子陸上界を牽引してきた
福士さんからの襷を受け取った佐藤さん。
秋の長井路で発揮してくれた快走を
いつの日か、クイーンズ駅伝の舞台で
見せてくれることを楽しみにしています!
佐藤明日美さん、応援しています!!
矢野秀樹