本気が生む感動

投稿日:2019年10月16日  作成者:結城 晃一郎

大いに盛り上がるラグビーワールドカップ。僕を含め、ラグビー経験者や関係者が、実はこの盛り上がりに一番驚いています。

これまでラグビーと言えば「わかりづらい」「痛そう」なんてネガティブな感想を聞くことが多かったから、ラグビーの魅力が浸透していくことは、言葉にならないほどうれしい。ラグビーを好きになってくださった皆さん、心からありがとうございます。

この盛り上がりは日本代表の快進撃なくしては語れません。日本が勝ってくれているからこそ、注目する人が増えているのです。でも勝つことは簡単ではありません。

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※Photo by Clive Rose-World Rugby via Getty Images

先日の「日本VSスコットランド」のひとコマ。スコットランド代表の選手が先制トライを決めたシーンです。このトライの鮮やかさ、また後半のスコットランド・フォワードの強さはすごかったです。こうした強豪国を破っての勝利に、初のベスト8進出に、国民が酔いしれました。

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※Photo by Clive Rose-World Rugby via Getty Images

では感動はどこから生まれるのか。これは松島選手がボールを持ち込み、タックルを受けたシーン。攻めも本気なら守りも本気。これまでは「痛そう」「危ない」などと受け止められていたこうした場面が見る人の魂をゆさぶります。時には出血してでも前に進む。勝つことが簡単ではないからこそ、勝つためのぶつかり合いにはドラマが生まれ、トライの瞬間に叫ばずにはいられないのです。

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※Photo by Clive Rose-World Rugby via Getty Images

桜のジャージに刻まれた「Japan VS Scotland」の文字。一期一会の勝負にかける思いは、ジャージ一枚一枚にこめられています。今回は日本の快進撃が大きく取り上げられ、大いにワールドカップを盛り上げていますが、日本の躍進は、感動を呼ぶプレーは、本気でぶつかってくる相手あってのもの。僕はそこを忘れてはいけないと思っています。

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※Photo by k.yuuki

勇敢な桜の戦士たちは今後どんなドラマを見せてくれるのでしょうか。本気の「接点(コンタクトプレー)」が生む感動に期待しつつ、引き続きラグビーワールドカップを楽しみましょう!!

結城晃一郎