僕が買ったコミックスの最高額を更新です(笑)

鬼と、鬼を倒そうとする鬼殺隊(きさつたい)の戦いを描き、大ヒット中の「鬼滅の刃」(きめつのやいば)。その最終巻となる23巻!お値段はなんと5200円!!(爆)

理由はこれ。コミックスにフィギュアがついていたのです!主要人気キャラのフィギュアが同梱されているということで、鬼高いプライスになっていたのですっ(笑)

中身はこんな感じー。ちょっと部屋に飾るにはいいサイズ。塗装もきれいで質の高いフィギュアでしたー。
とはいえ、肝心なのは最終巻の内容で。
ネタばれは避けますが・・・何度か涙が出そうになりました・・・。
読み終わって思ったのは・・・「鬼のいる世界だったら、どんなに良かったろう」と。
え?何を言ってるんだって? まぁまぁ。理由はちゃんとありましてね。
この作品では、人が鬼に命を奪われる場面が何度も出てきます。それはそれは無残で、理不尽で。「鬼ってなんて悪いやつなんだ」って思います。(鬼にも鬼になった理由があるのですが、それはここでは置いときます)
しかし、人の歴史を振り返ると・・・戦国時代には暴君に逆らえず、理不尽に戦場で散った人たちが大勢いたはずで。大正や昭和の戦争も一緒です。時の権力者は常に誰かを踏みつけ、理不尽に扱ってきた。
それってすべて「人」の所業です。
仮に鬼がいたならば・・・まだ納得もできたと思ってしまったのです。「鬼のすることだから」と。
つまり、一番怖いのは、同じ人間が理不尽に人を扱うことなのではないかと思ったのです。・・・言い換えるならば、この話に近いことを「人」が歴史の中で繰り返してきていると感じたわけです。
どうです?人が、鬼に見えてきませんか?(笑)
まぁ、マンガとはいえこれだけのパワーがある作品。読んでみて、とってもいい時間と経験をもらった気がしています。ワニ先生、お疲れさまでした&ありがとうございました。
屁理屈柱 結城晃一郎