世間のイメージ

投稿日:2020年8月27日  作成者:結城 晃一郎

世間のイメージって、どうなんでしょうか・・・。

いきなり漠然とした書き出しで恐縮ですが、いっつも思っています。

ドラマ「半沢直樹」はご覧になっていますか?TUYで毎週日曜の午後9時から放送している大人気ドラマです。内容は、簡単に言えば現代版の水戸黄門、でしょうか。

銀行員の半沢の前に悪(という位置づけの人たち)が立ちはだかり、それを正義(という位置づけ)の半沢が最後は豪快にやっつけるという勧善懲悪のストーリーがウケています。

そんな作品に、今、半沢の相手として登場しているのが国土交通大臣です。元キー局アナウンサーの女性で国土交通大臣。おぉ、これを見ただけでなんだかすごそうですよね。作中では、政権の支持率を上げるためには何でもやるという政治家の黒い部分をおおいに持ち行動するというキャラクターで・・・まぁドラマには欠かせない、まさに悪役です。

でもこういうキャラが出てくるたびにいっつも思うのです。これがいわゆる政治家の「世間のイメージ」の一つだよなぁって。

ドラマやアニメ、映画などに登場する政治家といえば、やっぱり悪者のイメージが強い。本当にこんなことを政治家がやっているのかといえば、それは明確には分からないのに。。。

これだけ人気ドラマになれば政治家の皆さんにもきっとファンはいるはずで。そんな方々はどういう気持ちで観ているんだろうなーと想像するのです。

なぜこんな視点に立つのか。その理由は、われわれマスコミも往々にして「悪者」「じゃま者」として描かれるからです。

何かスキャンダルがあった際の会見では記者が嫌味なトーンで質問し、車をカメラマンが取り囲み大混雑・・・マスコミはすんげーイヤでじゃまな奴らとして登場します。それはもはやドラマやアニメ、映画では「つきもの」です。そういったシーンを見るたびに、僕は「あー・・・」とやるせない気持ちになるのです。そしてこれが「世間のイメージ」なんだろーなぁと軽く絶望します。

前述の国土交通大臣なんて、マスコミ出身の大臣ですよ。もう無敵です(笑)

まぁそれを言ったら、ドラマ「半沢直樹」に関しては銀行員の方々が一番「あー・・・」なのかもしれません・・・!

いずれにせよ正義を描くには悪が欠かせず。作品を盛り上げる味付けってやつだと見る側も分かっているからこその演出なんですけどね。

そんな中、さらに毎度思うのが・・・「正義」とは、真実とは違っていくつも存在するのだということ。こればっかりは、どうやら本当のようだと感じます。

結城晃一郎