ワクワクWORK

アナウンサーがガチンコで様々な仕事を体験するコーナー。
製造業・ショップ店員・農作業など知っていそうで知らない仕事を1日体験。
どんなに辛くても、挫けそうになってもスタッフは助けません。
リポーターが自ら考え克服していきます。

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2017/05/06 放送

本のお医者さん

内容

お仕事の舞台は、酒田市の製本会社ウェルボン。
製本のシェアは県内トップクラス。
分厚い本からパンフレットなどおよそ30種類を扱っており、
1日に製本する数は、およそ5万冊にも及ぶ。

【仕事1:断裁】
製本の工程は、印刷物を指定の寸法に合わせて切る
断裁という作業から始まる。
1日に切る紙の量は、多い時で30万枚にもなる。

【仕事2:入紙】
表紙と背表紙の間に中身を入れていく工程。
より正確さが求められるので、全て手作業で行われている。

【仕事3:腰帯】
製本最後の工程は、本に腰帯をまく作業。
受取る人にとってはたった1冊の本、だからこそ丁寧に手作業で行う。

【仕事4:本の歪みを整形】
ウェルボンが行う本の修復作業、その名もブックスドクター。
1冊1冊を診断したのち、それぞれに合わせた治療を行う。
この日修理をしたのは、表紙がはずれ歪んでしまった本。
まずは背を平らにする。

【仕事5:背中をクリーニング】
お湯で背中をこすりクリーニング。
元々ついている厚紙やのりなどを丁寧に取り除く。

【仕事6:背中に丸みをつける】
本の開閉がしやすいように、背中の両端に丸みをつける。
その後、膠と呼ばれる接着剤を使用し、
寒冷紗、厚紙を貼り付け背中の強度を高める。

【仕事7:ページのアイロンがけ】
本の角折れを1ページ1ページ直していく。
ナイフの先をつかい細かく丁寧に。集中力のいる作業。

ブックスドクターは、本の構造を熟知している製本会社だからこそなせる技。
本は使い捨てじゃない。歴史が詰まっているもの。
ブックスドクターは、本と持ち主の思い出をつなぎとめる素敵なお仕事。
当たり前のことですが、物を大切にすることってとっても大事なこと。
改めて学ぶことができました。

取材先データ

■株式会社 ウェルボン
酒田市京田2-69-7
問/0234-41-0081